インタビュー:ソン・ダムビをめぐる四つの疑問(上)


 「父親が倒れた後、ハングリー精神で頑張ってきた」

 ゴージャスでセクシーな歌手ソン・ダムビ(25)。舞台で見せるゴージャスなイメージは、何の苦労も知らずに育ってきたお嬢さんのような印象を与える。デビュー2年目を迎えるが、これまでソン・ダムビは家族についてほとんど語ったことがない。しかし、記者とグラスを傾けながら初めて打ち明けた「脳出血で倒れた父親」の話は、むしろソン・ダムビのイメージをアップさせたといえる。

◆お酒? なかなか抜けないから飲むのが怖い

-酒量は?

 「とても弱い。先天的にアルコールを受け付けない体質。特に酔いがさめるまでにだいぶ時間がかかる。だから飲んだ次の日に美容院に行くと、みんなに『昨日は飲んだね』と必ず言われる」

-酒癖はないのか。

 「酒癖はない。本当に酔うとだまって家に帰ってしまう。でも酒の席が嫌いなわけではない」

-学生時代はかなり遊んだ?

 「母親がめちゃくちゃ厳しかった。門限を過ぎるとわたしを迎えに来たほど。学生時代、女の子たちに人気があるタイプだったのに、母親が怖くて放課後に思い切り遊んだことがない。その代わりといっては何だが、男の子にすごくもてた(笑)。(男の子からよく電話がかかってきたため)母親が電話ノイローゼにかかったほどだ」

-女子学生に人気があったらしいが、ケンカも強かった?

 「ケンカは一度もしたことがない。高校の時は友達がすごく多かったのに、(歌手になるため)練習生の生活を始めてから連絡が途切れてしまった。そのため、『スターの友達を紹介します』(MBC)という番組からオファーが入った時、紹介する友達が一人も見つからず寂しかった」

-芸能人になったきっかけは?

 「高校のときに芸能事務所の方々からたくさん名刺をもらったけれど、両親に反対された。3年間の説得の末、大学を放送芸能科に進学するという条件で許してもらった。その時からダンスを習い始め、本当に死ぬほど練習した。

そうして大学に入学し、1年生の時から練習生の生活を始めた」

イ・ジョンヒョク記者
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