時間帯別ソウルの「絵になるスポット」


 美しい風景はソウルにも多い。キム・テヨン氏が時間帯別に推薦するソウルの写真スポットを紹介する。

◆早朝

南山Nタワー:タワーから植物園方向の階段を5分ほど下りると、明洞側を眺める展望台がある。都会の朝を見るのにはぴったりの場所だ。最近(10月23日現在基準)は午前6時20分から7時ごろが一番見事だ。ソウル市竜山区厚岩洞。

◆夕日

ブラン:漢江に沈む夕日がよく見える名所。映画『卑劣な通り』の中でチョ・インソンとイ・ボヨンがデートをしていた夜景の美しいラウンジカフェがここだ。ソウル市江東区千戸2洞469‐1、スターシティー・ビル6階。同市銅雀区黒石洞にはてっぺんに上がると汝矣島を見下ろすことができる展望スポットがある。夕日が美しく、ドラマ『漢江水打令』が撮影された場所でもある。

漢江クァンナル地区:車の中に座ってすてきな音楽を聞きながら、オリンピック大橋の向こうに沈む夕日を見ることができる。地下鉄5・8号線の千戸駅1番出口、8号線岩寺駅8番出口からクァンナル漢江公園へ。

◆夜景

広蔵市場の食べ物横丁:昼間は自然光が差し込むために明るいが、雰囲気を楽しむなら夜だ。さまざまな料理から立ち上る湯気が電球の光を浴びて写真をロマンチックなムードにする。感度を高くし(ISO400以上)レンズを絞って(F5.6‐8程度)撮影してみよう。絞りを開けると電球から出た光が広がり、ロマンチックな雰囲気を演出することができる。人物に焦点を合わせ、アングルの中に光を発する電球をどのように入れるかを念頭に置いて撮影をすること。地下鉄1号線鍾路5街駅8番出口、地下鉄2・5号線乙支路4街駅4番出口から100メートル。

漢江トゥクソム地区:「缶ビールにスルメという組み合わせでもバッチリ決まる場所」という要望に応えてくれるスポット。清潭大橋の照明が美しく、川の向こう側に見える高層マンションの華やかな光がすてきな雰囲気を醸し出す。まず背景となる夜景が美しいのが魅力だ。夜だからといって、背景が真っ暗ではビールを飲んでいる姿がおしゃれにはキマらないだろう。地下鉄7号線トゥクソム遊園地駅2・3番出口、2号線建国大学駅3番出口から1キロ。

キム・ソンユン記者
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