韓国で「最後のあいさつ」が8週連続チャート1位を記録するなど大ブレーク中のグループBIG BANGが日本で初のフルアルバム「NUMBER 1」を22日に発売した。
そしてBIG BANGはこの日、池袋サンシャイン60噴水広場で午後6時、「NUMBER 1」発売記念イベントを開催。タイトル曲の「NUMBER 1」と「HaruHaru」を披露した。
会場の噴水広場は、早朝から集まったファンで一時は騒然となったが、彼らの登場と同時にまるでコンサート会場のように一体となり、大きな盛り上がりを見せた。
今週、オリコンシングルランキングのトップ5のうち3曲が韓国アーティストだったことに関して「韓国人の先輩方の快挙は素晴らしい。励みになる」とした上で、自身のアルバムに関しては「タイトルの通り、ナンバー1になりたい」と元気に宣言した。
これまで、BIG BANGは、日本ではインディーズレーベルからミニアルバムを2枚リリース。韓国人気に頼るだけでなく、地道な活動で日本での自力と実績を積んできた。そしてついにメジャーレーベルでのフルアルバム発売にこぎつけた。
作詞・作曲、アレンジから振り付けに至るまで、プロデュース作業にメンバー自身が深く関わっており、彼らの音楽・パフォーマンスの深み、自信が見てとれる。
そんなBIG BANGは、韓国での実績と、日本でのメジャーレーベルからのアルバムデビューをひっさげ、今月28に大阪厚生年金会館、29日名古屋・中京大学文化市民会館、11月1日幕張メッセでジャパンツアー「Big Bang-Stand Up Tour 2008」を行う。好評のため、幕張公演は同日の昼に追加公演も決まった。
彼らの音楽は、ライブでその魅力を増す。5人の個性が光るライブに期待したい。
東京=野崎友子通信員