MBCが、扇情性をめぐり論議が起きているRain(ピ/チョン・ジフン)の5thアルバムの収録曲『Rainism』を再審議する。
MBC広報審議局審議評価部の関係者は「22日に行われる審議委員会で、『Rainism』を再審議することにした」と21日発表した。
『Rainism』は、歌詞の中に出てくる“震える君の体の中を回っているぼくのマジックステッキ”のマジックステッキが男性の性器を意味するという指摘と、“これ以上越えられない限界を感じたボディーシェイク(中略)ぼくの体を感じてしまった”という部分が男女の性行為を描いているのではないかという指摘がネットユーザーから寄せられ、論議が沸き起こった。
同関係者は「すでに審議をしていても制作会社やプロデューサー、会社関係者からの要請があれば再審議をすることができる。視聴者、聴取者といえるネットユーザーが問題を提起し、ラジオプロデューサーも再審議を要請したのでこれを受け入れた」と述べた。
また続けて、最初の審議では「扇情性について論議の余地があるにはあったが、断定的な表現ではないと判断した。隠喩(いんゆ)的な表現まで禁止することは、表現の自由を抑圧することになりうる」と説明した。