俳優アン・ジェモが、19日、韓国文化院主催の第21回東京国際映画祭提携企画<コリアン・シネマ・ウィーク2008>のゲストとして訪日。主演映画『カリスマ脱出記』の舞台あいさつ、ティーチインを行った。
アン・ジェモがユン・ウネと共演した『カリスマ脱出記』は2006年の作品だが、日本では劇場未公開の作品。久しぶりに同作を見たアン・ジェモは「だいぶ前の作品で、久しぶりに見て気恥ずかしかった。今度は新しい作品でお目にかかりたい」などと話した。
舞台あいさつ後に、アン・ジェモに近況などを尋ねた。
-今回はどのような経緯で日本にいらしたのでしょうか。
「前回の訪日の際に、大使館の方から要請がありました。9月に予定していたソウルでのイベントが、中国での仕事のためにやむなく中止になり、ファンの方々に申し訳ない思いもありました。今回日本に来られて、ファンの方々にお会いできてよかったです」
-髪型が変わりましたが、新しいドラマ『純潔なあなた』の役作りですか。
「そうです。どうですか? まだ自分ではなじんでなくて。実は、初めてパーマをかけたんです」
-その新ドラマで主演されますが、どんなドラマでしょうか。
「12月22日から放送される予定のSBSの朝ドラで、カン・ジファンという小児科医師役を演じます。好きな人と結婚して繰り広げるラブストーリーです」
-ではラブシーンもありますね。ファンが心配しているようですが。
「今、12話までシナリオをもらってるんですが、キスシーンはすでに数回あります。映像上はどうなるかわかりませんが、内容的には初夜もあります。なにしろ、新婚なんで(笑)」
-今後、日本での予定は何かありますか。
「実は、12月9日にディナーショーを予定しています。ファンの方々と楽しい時間を過ごせれば、と今計画を立てているところで、まもなく発表できると思います」
今回の日本では、買い物も楽しみたいという。「日本には良いレース関連グッズがあるので、買い物をしたいです。レース場なども見て回りたいのですが、遠いところにあるので、今回は難しいですがいつか行きたいです」と話した。実はこの日は、アン・ジェモが俳優と同じぐらい力を注いでいるカーレースの開催日だった。今回のイベントのため参加できなかったが、11月に開催されるレースには参加し、応援してくれるファンの期待に応えたい、と力強く語った。
東京=野崎友子通信員