ウォンビンの故郷の家に続き、コ・ソヨンがソウル清譚洞(チョンダムドン)に建てたビルも「2008韓国建築文化大賞」を受賞していたことが一足遅れて分かった。
「コ・ソヨンビル」としてよく知られているこの建物。名称は、ギリシャ神話に出てくる海の女神の名前「テティス(Tethys)」。名前の通り、女神のような形にデザインされたこの建物は、先月22日に行われた「2008韓国建築文化大賞」で、竣工建築物部門の一般住居部門・優秀賞を受賞した。
445平方メートル(約135坪)の土地に地下2階、地上5階の構造で建てられ、時価103億ウォン相当。現在1階はコーヒー専門店、2階は宝石店、3~4階には事務所が入っている。
「Tethys」の1階は角の柱以外、全てがガラス張りで中の様子が見えるようになっている。2階からは窓がなく、コンクリートだけで設計されているのが特徴だ。
建物のあちこちにある突出した部分は、照明の役割をするように考案されたもの。昼には日差しを入れ、夜には内部の電気の明かりを外部に発散し、独特の美しさを誇っている。