リュ・シウォンの実家を一般公開


 朝鮮時代の名宰相・柳成竜(ユ・ソンヨン)の13代目に当たる韓流スター、リュ・シウォン。そのリュ・シウォンの実家である「澹然斎(タミョンジェ)」が一般に公開される。

 澹然斎は韓国の伝統文化と美しい自然が一体となった、慶尚北道安東市河回村にある伝統家屋だ。

 1999年には韓国を訪問したイギリスのエリザベス女王が73回目の誕生日をここで祝い、世界的に話題を呼んだ。これまで保存や運営上の問題で特別なケースに限り公開されてきたが、このほど慶尚北道庁からの支援・協力を得て、国内外の一般観光客を対象にツアーコースに組み入れられることになった。

 澹然斎の関係者は「いろいろな理由から、国内外の方々が澹然斎を訪問したいとの声が相次いでいた。本格的な公開までにはいろいろあったが、今回、慶尚北道庁の積極的な支援・協力の下、一般観光客に公開することを決めた」と語った。

 澹然斎という名称は、リュ・シウォンの実父リュ・ソヌ氏が漢学者・任昌淳(イム・チャンスン)氏とともに「清く安らかな気持ちで学問を身に着ければ知恵や意義が広がる」という意味を込め命名した。そして昌徳宮の修復を手がけた人間文化財の大工シン・ウンス氏が心血を注ぎ修復した。

 慶尚北道庁では、今回の公開に伴い、リュ・シウォンの韓国内外のファンを含め、年間2000人以上の観光客が訪れるものと見通している。

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