2年ぶりに戻ってきた「歌手Rain」だが、そのカリスマ性は全く変わっていなかった。
Rainは9日午後8時、MBCドリームセンター(京畿道高陽市一山東区)で行われた『Rain カムバックショー、おれ、Rain、ダンス』(MBC)の収録で、5thアルバム収録曲4曲やこれまでのヒット曲の数々を歌い上げ、ファン1000人を魅了した。
10月中旬にリリースされる5thアルバム『Rainism』のタイトル曲『Rainism』で復帰ライブのオープニングを飾ったRainは、専売特許のパワフルながらステージマナー良くダンスを披露、「ダンス・キングの帰還」を告げた。
この日、初めて公開された『Rainism』は、強烈なビートで繰り返されるメロディーがクセになりそうなナンバー。
また、ヒット曲『It's Raining』では黒のランニングシャツで見事に割れた腹筋をアピール、女性ファンのハートをガッチリととらえ、5thアルバム収録曲『Only you』ではブラウンのシャツにジーンズ、革靴という洗練されたスタイルで熱いステージを演出し、盛り上げた。
Rainは曲を歌うごとに衣装も替えるという徹底ぶりで約1時間半のライブを繰り広げた。そして「1年前からこの復帰ライブの準備をして来ました。2年間待っていてくださった皆さんにすごく感謝しています。これからもすてきなステージをお送りしたい」と観客の歓声に応えた。
本名の「チョン・ジフン~!」と叫ぶファンの歓声を受け、『太陽を避ける方法』と『I do』でフィナーレを飾ったRainは、ボーカルの面でもダンスの面でも2年前の4thの時より歌手として確実に成長していた。今回の5thアルバム『Rainism』を自らプロデュースし、ミュージシャンとしての飛躍にも挑んだRain。その飛躍ぶりにも期待したい。