『風の絵師』ムン・グニョンの演技が大好評


 女優ムン・グニョンの新しい姿が視聴者から好評を得ている。

 水木ドラマ『風の絵師』(SBS)で画家・申潤福(シン・ユンボク)を演じるムン・グニョンは、男装した女性ではなく、まるで男優が演じているかのように全く違和感のない表情や身振りで、申潤福の姿をリアルに演じている。

 同ドラマの視聴者掲示板には「演技力が本当に増しましたね」(ID:zejuse21)、「こんなにすごいと思わなかったけど、演技が本当に上手」(ID:mh820619)、「昨日ラストシーンで申潤福と一緒に泣きました。心を動かすドラマ」(ID:mhmky)とムン・グニョンの演技の上達ぶりをたたえる視聴者たちの書き込みが相次いだ。

 ムン・グニョンの所属事務所によると、『風の絵師』の撮影序盤、チャン・テユ監督はムン・グニョンに対し、目を見開かないように注文したという。ムン・グニョンの丸い目が女性らしく見えるため、男性美からかけ離れてしまうからだ。

 このような注文に対し、ムン・グニョンは「習慣的に目を丸く見開いてしまうことは知ってましたが、直すのは容易ではありませんでした。でもチャン監督に言われてから、確かに男装した申潤福を表現しているのにしっくりこないため、直そうとかなり努力しました。そうしたら、自然と申潤福のまなざしを表現することができたようです」と述べた。

 金弘道(キム・ホンド)役のパク・シニャンも撮影の合間にムン・グニョンとたくさん話をし、演技について意見交換をしたという。ムン・グニョンが演じるに当たって大変な部分をフォローしたり、特に一緒に撮影する場面では、ムン・グニョンの目、身振り一つ一つにパク・シニャンのアドバイスが大いに役立っているとのことだ。

ムン・ワンシク記者
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