太白で味わう最高級の霜降り韓国牛

 江原道太白市の近くに来たら、海抜700‐800メートルの農場で育てられている太白韓牛をぜひ食べてみよう。この地域の住民の間で最も有名な店は、江原道太白市黄池洞の「韓牛村炭焼きシルビ食堂」。この店なら太白韓牛の最高の霜降り肉を味わうことができる。堅炭で軽く焼いた霜降り牛は口の中でとろける。一人前300グラムで1万9000ウォン(約1700円)。

 旌善郡舍北邑内の新韓銀行の隣にある「おばあちゃん手作りのカルグクス」は、ピリ辛の大盛り味噌カルグクス(手打ちめんの一種)で有名だ。この店では二人で6000ウォン(約560円)のカルグクスを一つだけ注文しても、嫌な顔をされることはない。それはカルグクスの量がとてつもなく多いからだ。薬味を交ぜた韓国味噌で味付けされたスープはピリッと辛い青陽唐辛子の香りがする。さらにカルグクスを注文しただけでも5‐6種のおかずがサービスでついてくる。食事が終わるころ、小さなプラスチックの水筒が運ばれてきたため麦茶だと思って飲んでみると、水正果(ショウガやハチミツなどを使った甘いお茶)だった。冬はシッケ(甘酒の一種)になるという。

 太白市黄池洞の中央路にある「中央路へジャンクク(肉と野菜を辛く煮込んだ具沢山のスープ)」は朝早く山に向かう登山客に人気の店。へジャンククは山に登る前の朝食に最適だからだ。スープの味がさっぱりしているため、二日酔いの酔い覚ましにも最適。田舎ウゴジへジャンクク6000ウォン、豆モヤシへジャンクク5000ウォン(約470円)。

ソン・ヘジン記者
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