パク・チャヌク監督の映画『オールドボーイ』(2003)はイギリスの雑誌『エンパイア・マガジン』が行った「史上最高の映画」アンケートで64位に選ばれた。
同誌はこのほど、映画ファン1万人とハリウッドの監督150人、評論家50人が選ぶ「史上最高の映画」アンケートを行い、『オールドボーイ』はアジア映画としては日本映画『七人の侍』(黒澤明監督、1954)の50位に次ぐ64位にランクインした。
同誌は『オールドボーイ』について「一般映画ファンや評論家の方が、監督よりも高く評価した。この残忍なサスペンスは、復讐(ふくしゅう)に対する情熱とそのむなしさを追求している。そして、タコの踊り食いの食べ方も教えてくれた」と紹介した。
アンケートで見事1位に輝いたのはフランシス・コッポラ監督の『ゴッドファーザー』(72)。2位はインディ・ジョーンズ・シリーズの第1作『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』(81)で、3位はスターウォーズ・シリーズの第2作『スターウォーズ/帝国の逆襲』(80)だった。