秋の珍味「コノシロ(ニシン科の魚)」を味わうフェスティバルが全羅南道の各地で開催される。
宝城郡は27‐28日、「きれいな海、得粮湾で育った新鮮なコノシロ」をテーマに、会泉面の栗浦海水浴場一帯で「第5回宝城コノシロフェスティバル」を開催する。
二日間にわたり、コノシロ釣りや料理体験、観光客や郡民らによるのど自慢大会など、さまざまなイベントが開催される。参加者は海水プールに準備されたコノシロを手づかみで捕まえ、その場で刺し身にしたり焼いて食べることができる。また、料理の講師らが準備したコノシロの和え物やコノシロの内臓で漬けた塩辛の試食会も行われる。
コノシロフェスティバル推進委員長のキム・ジョンウンさんは「“秋のコノシロの頭にはゴマ”“コノシロを焼くにおいで家出した嫁が帰ってくる”ということわざがあるほど美味しい。刺し身や酢コチュジャン和え、塩焼きなど色々な料理法がある」と説明した。
光陽では「第10回光陽コノシロ・フェスティバル」が来月3日から5日にかけて開催され、光陽市津月面の海岸道路でもコノシロ釣り体験、コノシロビビンバ作りなどのイベントが行われる。
長興郡も同じ期間、会鎮面会津の沖合い一帯で海釣り大会とともに「コノシロ・フェスティバル」を開催する。長興郡企画監査室のパク・ジニョンさんは「以前はコノシロが手に入りやすかったが、最近は貴重な秋の珍味として重宝されている」と紹介した。