女優イ・ヨンエが久しぶりにファンの前に姿を現す。
2005年の映画『親切なクムジャさん』以降、ほとんど表舞台に出てこないイ・ヨンエだが、26日午後9時55分から放送されるMBCスペシャル『わたしはイ・ヨンエだ』でテレビに登場する。こうした形で姿を見せるのはほぼ3年ぶりだ。
この番組は事前に収録されたもの。イ・ヨンエは表舞台に出てこなかった理由、ドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』への思い、CMクイーンになるまでのエピソードなどを率直に告白している。
これまで長いオフを過ごしてきたことについて、「30代になってから、世間の視線がもっと集まるようになったからかもしれません。『宮廷女官チャングムの誓い』や『親切なクムジャさん』は予想を上回る大きな反響を呼びました。喜びが大きい一方で少し隠れていたくなったり、世間の視線をプレッシャーに感じ、つらいと思ったりするようになりました」と答えた。
また、『宮廷女官チャングムの誓い』については「この作品を通じ、包容力や物事の見方が広く深くなった気がします」と振り返っている。
1990年にチョコレートのCMでデビューしたイ・ヨンエ。「初CMの相手役はアンディ・ラウさんでした。『宮廷女官チャングムの誓い』が終わってから一度電話で話しましたが、“あの時は何も知らない子供みたいだったね”と言われました」というエピソードも語った。
同番組を演出したイ・モヒョン・プロデューサーは「最初は交渉が難航するかと思われたが、番組の趣旨を説明すると快くOKしてくださった。イ・ヨンエさんは次回作への出演が遅れていることに関してつらい思いを抱いており、自ら語りたかったようだ」と話している。