今月8日に遺体で発見された故アン・ジェファンさんの姉、アン・ミソンさんが、アン・ジェファンさんの死因について他殺の可能性を提起し、「アン・ジェファンの死を巡る真実が完全に明かされるまで、絶対にこの事件を終わらせない」と語った。
アンさんは22日放送されたケーブルチャンネルEtN芸能情報番組の『芸能ニュースEnU』とのインタビューで「アン・ジェファンが他殺された可能性が高い」と主張した。アン・ジェファンさんの遺族は19日、この事件を担当したソウル蘆原警察署に死亡経緯などについての再捜査を要請した。
アンさんが故人と連絡が途切れたのは8月21日からだった。アンさんは「8月19日、偶然店の前でジェファンを見たが、“姉さん、滞納した(化粧品事業の事務室)賃貸料2カ月分を払った。もう少し頑張ろう。後で会おう”と言ったのが最後だった。そんなジェファンがなぜ死ななければならないのか、理解できない」と語った。
続けて「弟と電話連絡がとれなくなり、3日にチョン・ソニに“失踪届けを出す”と言った。すると彼女は“芸能人失踪専門チームがある。彼らと毎日失踪事件のことを相談している。だから失踪届けを出してはダメだ。私も(米国産牛肉の輸入に反対するキャンドル集会を批判する発言で苦労したばかりで)復帰してから何日も経っていない。失踪届けを出せば私も困る。2人ともスキャンダルに巻き込まれたら、復帰は難しい。私が我慢して、アン・ジェファンが戻ってくれば収拾できる”と言った」とアンさんは主張した。
また、5日にはチョン・ソニが「9月10日午後2時、アン・ジェファンが戻って来る。11日に彼を探している全員を呼んで相談するつもり。彼が現れなかったら、私が全部やる」と言い、この日チョン・ソニが送ってきた携帯メールも公開した。
メールはの内容はこうだ。「お願いだから私を信じてください!! 今は詳しい説明ができません。彼は元気です!! 絶対に秘密にしてください!! ヘンな考えもしないでください。本人はもっと辛くなるでしょうから」。しかしアン・ジェファンは、その3日後の8日に遺体で発見された。発見当時、遺体は腐敗がひどく、少なくとも8月末以前に死亡したものと推定されている。なのに、なぜチョン・ソニがこのような確信に満ちたことを言ったり携帯メールを送ったのか、その背景に疑問が深まっている。