サンウ、難病患者役で映画出演決定


 俳優クォン・サンウは結婚式後、『ユア・マイ・サンシャイン』のパク・チンピョ監督の作品に出演することになった。

 クォン・サンウは22日、パク監督の新作映画『私の愛、私のそばに』(仮題)の制作者側と、出演について最終的な合意をした。

 『私の愛、私のそばに』は病気で余命がいくらも残っていない男と、彼をそばで最期まで見守る女の悲しい愛を描く作品だ。

 『ユア・マイ・サンシャイン』のパク監督の作品だけに、早くも韓国映画界で話題になっており、キャスティングが注目されていた。

 クォン・サンウは「ルー・ゲーリッグ病」とも呼ばれる筋萎縮性側索硬化症にかかった男の役で、トレードマークの筋肉を落とすことになる。

 20日にポケットマネーで費用の全額を負担したファンとの旅行でも、クォン・サンウは「次回作のために10キロほど体重を落とすつもり。役作りのため資料映像をたくさん見ました」と話していた。

 クォン・サンウは『私の愛、私のそばに』の制作会社とまだ契約は済ませていないが、周囲の人々に早くから出演の意向を伝えており、この映画にかける意欲は並々ならないようだ。クォン・サンウは映画『宿命』後のドラマ出演を決めていたが、製作が延期されたため、今回の映画に強い愛着を見せているという。

 28日にソン・テヨンと結婚式を挙げるクォン・サンウは、新作でファンに新たな姿を見せたいと話しており、今回の映画は俳優としての大きな勝負になる。

 クォン・サンウの相手役にはハ・ジウォンが決まった。二人が共演するのは2004年の映画『恋する神父』以来4年ぶりだ。

チョン・ヒョンファ記者
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