人気OSTミュージシャンらが東京でコンサート


 22日夜、東京・ゆうぽうとホールにて「Drama Original Sounds Korea 2008」が開催され、ドラマのOSTを歌い人気のアーティスト6人がジョイント、ドラマの映像をバックにドラマを彩ってきた素敵な声でK-POPファン、韓国ドラマファンを酔わせた。

 同イベントが開催されるのは昨年に続き2度目。韓国文化コンテンツ振興院が韓国の文化と音楽を紹介し、さらに両国間の文化的共感と相互理解を深めることを目的に主催したものだ。

 この日舞台に上がったのは、JUST、ミョン・インヒ、チョウン、ソ・ヨンウン、キム・ボムスの歌手5人とピアニストのRIYON。


 それぞれがドラマ『天国の階段』の「会いたい」(キム・ボムス)、『バリでの出来事』の「ダメなのか」(チョウン)などおなじみの曲ほかを、ときには客席の中に入るなどしてファンと触れ合いながら、披露した。

 チョウンのステージの際には、ちょうどデビュー5周年だ、という話題になると客席のファンらがそろって「デビュー5周年おめでとう!」と書いた紙片を一斉に掲げ、祝うというハプニングが。チョウンはそのサプライズに一瞬驚き絶句、その後涙してファンに感謝の言葉を述べた。

 それぞれのソロステージが終わり、最後のアンコールには全員がそろって登場。ドラマ『ごめん、愛してる』で使われた日本の歌のカバー曲でもある『雪の華』をRIYONのピアノ伴奏で全員で歌うという豪華なコラボを見せた。


 一方、コンサート前に同所で行われた記者会見で、自分の一番好きなOSTは、という質問にJUSTは『私の名前はキム・サムスン』、ミョン・インヒは『パリの恋人』、チョウンは『バリでの出来事』、ソ・ヨンウンは『雪だるま』、キム・ボムスは『天国の階段』を上げた。

 その上で、自分が歌いたかったOSTはと尋ねると、チョウン、JUSTが口をそろえて「『会いたい』! うらやましい」と言うと、キム・ボムスは「自分は『ダメなのか』が歌いたかった」と応酬、会見場が笑いに包まれた。

 今後の活動予定として、JUSTとチョウンはジョイントして日本でのイベント出演やディナーショーなどが予定されていることを「別に僕たちは付き合ってるわけではありませんが」とジョークを交えてPRした。今春除隊して、最近活発に活動しているキム・ボムスも、韓国で最新アルバムの活動をする一方、日本でも映画『宿命』のOSTに参加したほか活動を予定しているとのことだ。



東京=野崎友子通信員

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