カン・ジファンが日本で二度目のファンミ開催


 15日、東京・新宿のウェルシティ東京で2000人のファンを集め、昨年7月の初ファンミ以来となる二度目のファンミーティングを開催した。最新の映画『映画は映画だ』やドラマ『快刀 洪吉童』などについてのトークや、歌のプレゼント、握手会などで5時間以上にわたりファンとの時を過ごした。

 『映画は映画だ』テーマのトークでは、「共演のソ・ジソプとは同い年だが、最初はぎこちない関係だったが、アクションスクールで練習する間に親しくなった」としながらも「男対男、競争心はある。演じているときは負けたくない。演技が終われば友人に戻る」と語った。

 『快刀 洪吉童』については自身初のアクションドラマ、と紹介し、「高所恐怖症なのに、ソン・ユリさんなどの手前怖がることができず苦労した」と明かした。

 さらに「初恋の女性はホームステイに来ていた日本人」と告白したり、「世界で活躍するビッグなスターになりたい」「悪役をやってみたい。でもファンの皆さんが嫌いになってしまうと思うのでやらないと思う」などと素直な心情を吐露した。

 またドラマのOSTの歌などを5曲も披露。ドラマ『花火』の挿入曲『ただの知り合い』を披露した際は、日本語で歌い、後半、ファンにマイクを向け、韓国語で歌ってもらった。これは、前回のファンミからの課題で、ファンとの約束を果たしたものだった。

 『京城スキャンダル』コーナーでは、ドラマのワンシーンをファンがハン・ジミンの役を務めて二人で演じるなどして、楽しませた。このほか、Q&Aやプレゼントでファンを一喜一憂させた。


 ここまでは、いわゆる普通のファンミともいえるが、カン・ジファンらしさが見られたのは、当選者を選ぶのに、客席に突然下りてファンをピックアップしたり、「ファンにキス」のプレゼントをする場面で、唇にキスをしたりと周囲もあわてるほどの積極的なサプライズを見せたこと。

 また、自身のマネージャーをタレントのようにステージに上げて一緒にトロットを歌ったり、今年7月にオープンした「カン・ジファンジャパンオフィシャルファンクラブ」のスタッフを呼んで紹介したり、その気さくで親しみやすい魅力を爆発させたこと。

 「私は皆さんを他の人に代えませんから、皆さんも僕を他のスターと代えないで」「ファンの皆さんは自分と会うときは必ず星(自身のトレードマーク)を付けて来て。他の人のファンと見分けが付くように」などとファンに愛情をアピールすると同時に笑いも誘い、ファンの心をより固く近くに結びつけたようだ。

 なお、カン・ジファンは前日の14日午後、羽田空港に降り立ったが、空港には2000人のファンが待ち構えていた。その様子を見たカン・ジファンは感激し、出迎えの車に乗った後もドアを開けたままで、出迎えのファンの歓迎に応えていた。

東京=野崎友子通信員

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