カン・ジファンインタビュー「窓からファンが見えて」


 15日、ファンミーティングのため訪日中の俳優カン・ジファンに、ファンミーティング直前に楽屋で話を聞いた。「これがファンクラブ1番の会員証です」と自身のファンクラブ会員証を首に下げて登場するほど、カン・ジファンはごきげんだった。

-昨日は、大勢のファンの方が空港に出迎えに来ていましたが、どんな気持ちでしたか。

 「窓からファンが見えて、ドキドキしましたが、とてもうれしかったです」

-いつもファッショナブルですね。

 「韓国ではほとんどインタビューや番組に出ないので、出るときはファッショナブルな服を着ようと思います。スタイリストさんが用意してくれますが(笑)。自分は普段はTシャツ、ジーンズ、キャップというスタイルですが、最近は映画のPR活動があって…世の中にはかわいい素敵な服があります」


-やせられましたか。

 「大型スクリーンに映し出される『映画は映画だ』ではトップスターの役で、正装やタイトな服を着るのでスリムなラインが強調されます。そのため、食事をコントロールすることで3、4キロやせました」

-『映画は映画だ』で共演したソ・ジソプさんとのエピソードを教えてください。

 「最初はぎこちない関係でしたが、同い年ということもあり、リアルなアクションシーンを撮り、一緒にシャワーを浴びたりして親しくなっていきました。自分は気管支が弱いので母がはちみつ漬けニンジンを作ってくれているのですが、ある日、ジソプさんと食事をした時にこれをあげたところ、“こういうものを男の人からもらうのは初めて”と言われ、自分も初めてだ、と答えました(笑)」

-作品を選ぶ基準はどのようなものでしょうか。

 「台本がおもしろいだけでなく、せりふなどピンとくるものがあると頭の中で映像が動き出します。そういう作品を選びます」



-お休みが1日あったら何をしたいですか。

 「決められたスケジュールがないとボーっとしています。インターネットショッピングとか。あ、料理が作りたいです。彼女ができたら、パスタやサラダを作ってあげたいです」

 -今日のファンミーティングで何か特別なプランはありますか。

 「これまで披露したことのないピアノを弾きます。これまで経験がなかったのですが、このために練習してきました。前回のファンミーティングの時は、『京城スキャンダル』の撮影に忙しく準備が十分できなかったので、今回はファンの皆さんに特別なものをお見せしたかったんです」

 カン・ジファンは明るく、はきはきとテンポよく話をしてくれる。まもなく始まるファンミへの興奮と意気込みを見せる一方、緊張も隠そうとしない。自身を率直に見せようとするカン・ジファンの姿に、その人気が右肩上がりしている理由が見える気がした。



東京=野崎友子通信員

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