『良い奴、悪い奴、変な奴』、バンクーバー映画祭に招待


 キム・ジウン監督の映画『良い奴、悪い奴、変な奴』と、イム・ピルソン監督の映画『ヘンゼルとグレーテル』が、今月25日にカナダ・バンクーバーで開幕する「第27回バンクーバー国際映画祭」に招待された。

 同映画祭の事務局は11日、今回の同映画祭で唯一のコンペ部門である「ドラゴンズ&タイガース賞(Dragons & Tigers Award)」の招待作品として、『良い奴、悪い奴、変な奴』と『ヘンゼルとグレーテル』のほか、フィリピンのブリルランテ・メンドジャ監督の作品『セルビス』など45編が選ばれた、と発表した。

 ドラゴンズ&タイガース賞は、デビュー作または2作目の作品を撮った東アジアの映画監督に与えられる賞で、今年の賞金は9300ドル(約99万7000円)だ。韓国の監督では、1996年に『豚が井戸に落ちる日』のホン・サンス監督が、また97年に『緑の魚』のイ・チャンドン監督が受賞している。

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