「死にたい」アン・ジェファンさんが知人にメール


 自殺と見られているアン・ジェファンさんが、知人に辛い心情を打ち明けていたことが明らかになった。

 アン・ジェファンさんの高校時代の先輩クさんは、8日午後4時30分ごろ、ソウル泰陵聖心病院でインタビューに応じ、「ジェファンが7月からとても悩んでいた。“死にたい。すごく辛い。たとえホームレスになっても愛する人を見守りたいのに、顔がよく知られているから、それも難しそうだ”という内容のメールを送ってきた」と証言した。続けて「当時、私は“ふざけるな”と言ったが、本当に行ってしまった」と目頭を熱くした。

 先月22日のある集まりで、彼と最後に会った同氏は、チョン・ソニとの不仲説について否定した。「私が知る限りでは夫婦仲は悪くなかったし、ソニとの会話は多くなかったけどジェファンはすごく愛していた」と伝えた。

 同氏は「経済的な理由ですごく大変そうだった。特に事業での同業者との問題が大きかった」と彼の自殺の原因を推測。

 アン・ジェファンさんは8日午前9時ごろ、ソウル蘆原区下渓洞近辺の住宅街に止まっていた乗用車の中から、遺体で発見された。捜査中の蘆原警察署は「他殺の疑いはない」としている。

チェ・セナ記者
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