アン・ジェファンさんの遺書に臓器提供の意思

 8日午前9時20分に、ソウル市蘆原区の住宅街で、駐車中の乗用車の中から遺体で発見されたアン・ジェファンさん(36)=本名:アン・グァンソン=が遺書を書き残し、臓器提供の意思を伝えていたことが分かった。

 8日、警察の発表によると、アンさんは遺体を早期に発見した場合、臓器を提供してほしいという内容を遺書に書きつづっていた。また、妻のチョン・ソニさんには「愛している」と、両親には「先に行くことになって申し訳ない」という言葉を残していたという。

 アンさんはソウル大学工芸学科を卒業、1996年にMBCの公募タレントとして芸能界にデビュー。知的なイメージで人気を博したが、最近は事業の失敗や健康状態の悪化に悩んでいたという。

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c)Chosunonline.com>
関連ニュース