故アン・ジェファンさんが8日午前9時50分ごろ、ソウル市蘆原区下渓洞の住宅街の路上に止まっていた車の中から遺体で発見されたが、この車がすでに1カ月前から放置されていたという目撃証言があり、故人がいつ自殺したのかについて関心が集まっている。
第一通報者とともにソウル蘆原警察署で事情聴取されているある目撃者はこの日、スターニュースとのインタビューで「運動のため走っている道に、1カ月前からずっと車が止まっていた」と語った。この目撃者の証言通りなら、アン・ジェファンさんはすでに1カ月前に死亡していたものと推定される。
一方、警察では死亡から15日もたっていないとみている。今回の事件を担当している蘆原警察署によると、肉眼での鑑識の結果、アン・ジェファンさんは2‐3日前に死亡したものと推定される。しかし別の警察関係者は、死亡推定日は10‐15日前とみている。アン・ジェファンさんがいつ自殺したのかについて、警察内部でも意見が分かれているというわけだ。
アン・ジェファンさんは以前、生放送に穴を開け、ケーブルテレビの番組の司会も降板するなどし、タレント引退説や妻でタレントのチョン・ソニとの不仲説まで流れていた。当時、関係者らはこれらのうわさを否定し、「すべて根拠のないうわさ。近いうちに番組を通じ復帰する」と話していた。一部では、事業の失敗で不渡りを出し、身を隠しているとのうわさも流れていた。