イケメンの代表だったソン・スンホンがこんなに変わるとは思わなかった。兵役で軍生活を2年間送ったことが、ソン・スンホンをカリスマ性あふれるマッチョな男に変身させたのだ。マッチョな体は、スポーツマニアなどという言葉では説明しきれない。親友クォン・サンウとともに映画『宿命』で見せたソン・スンホンの割れた腹筋は、骨を削り肉をえぐるほどの苦しみから生まれたもの。もともと運動好きだったソン・スンホンだが、今も1日2時間のウエートトレーニングを欠かさず行い、体形をキープしている。
だが、彼の体は筋骨隆々というタイプではなく、柔軟性もある。それはゴルフのおかげだ。ほかのスポーツより柔軟性を必要とするゴルフは、パワーと体の柔らかさを兼ね備えたソン・スンホンにはうってつけのスポーツだ。
「ゴルフを習い始めてからまだ何年もたっていません。ほかの人よりも少し遅い方です。ですが、楽しさが分かり始めたら、この1年間で随分と実力がついてきました」。ソン・スンホンのゴルフの腕は平均スコア87ということで、アマチュアとしてはかなりのレベルだ。また、長い脚の彼は子供のころから大のバスケットボール好き。学生時代には休み時間や昼休みをボール一つを手に過ごすほどだった。
「俳優をしていたら、バスケットボールはそうしょっちゅうできません。それでもバスケットボールが好きな気持ちは昔も今もまったく変わりません」
しばらくの間はドラマ『エデンの東』(MBC)出演で多忙なため、好きなスポーツを楽しむことができなくて残念そう。それでもドラマに時折登場するアクションシーンのため、体をしっかりと鍛え続けている。