「韓流ミュージックフェスティバル2008」開催で会見

 キム・ボムス、PARAN、フィソンのK-POPスター3組が3日、東京・渋谷C.C.Lemonホールで行われた「韓流ミュージックフェスティバル2008」の開演前に記者会見を行った。



 キム・ボムスは「兵役のため、2年以上のブランクがあったのにこんなにたくさんの応援をいただいてうれしい」と緊張気味にあいさつ。「除隊後すぐ、友人のチ・ソンのファンミーティングで日本に来たが、今回は歌手だけのコンサートなので、さらにうれしい」と高まる気持ちを表現した。

 さらに、兵役で何か変わったことはあるかとの問いに「二等兵の時は忙しかったが、除隊近くになると、音楽のことをいろいろ考える余裕ができた」と復帰への心の準備をしていたことを明かした。

 新アルバムを8月に発売したが、あまり姿を露出しないキム・ボムスのTV出演の予定を尋ねると「韓国の番組はバラエティーが多いのだが、自分は向いていないのでその予定はない。あくまでライブで活動していく」とそのスタイルを貫く姿勢を見せた。



 またPARANは、最近は日本での活動が多く、8月も熱海で行われた音楽イベントATAMIXに参加したばかりとあって、慣れた様子。日本でどのように紹介されたいですか、と尋ねるとNeoが「美男子の5人で、グローバルな活動をしている男性アカペラグループと紹介してください」と明るくコメント。日本での単独コンサートの予定も決まっているが「日本のいろいろなところを回りたい」とさらなる意欲を見せた。



 フィソンは「大阪のコンサートで、予想以上にファンの方がいて応援してくださることがわかった」と笑顔で語り、今後の目標として「20代で華麗さを見せられるアーティストになりたい。R&B、ヒップホップを中心にいろいろな姿を見せられる歌手に。また自身が表現するだけでなく、プロデューサーとしての活動をしていきたい」との展望を口にした。

 それぞれ、しっかりと今後の目標を持ち、その一つの過程として「韓流ミュージックフェスティバル2008」を位置付けているようだ。フィソンが「キム・ボムス先輩が参加すると聞いたのですぐ参加を決めた」と語るなどこの顔合わせにも期待感を抱いていることが感じ取れた。



東京=野崎友子通信員

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