『風の国』、ポニーキャニオンと販売契約

KBS番組史上最高値で販売


 新水木ドラマ『風の国』(KBS第2テレビ)は放送開始前に日本で買い付けられ、新たな韓流ドラマの仲間入りを果たした。

 『風の国』の海外流通を担当するKBSメディアとKBSインターネットは2日、ソウルで開かれている国際テレビ番組マーケット「BCWW」で、日本最大手の映像・音楽ソフトメーカー、ポニーキャニオンと販売契約調印式を行ったことを発表した。

 KBSドラマ企画チームのイ・ノギョン・チーム長は「『風の国』は演出・脚本・演技の3拍子がそろった今年下半期最大の期待作。韓国内はもちろん、海外でも関心が高く、おかげで韓国での放映を前に日本に販売できた」と語った。

 KBSメディア輸出事業チーム関係者は「具体的な値段は公表できないが、今回の契約はKBSが海外向けに番組の輸出を始めて以来、最も高い値段で販売された。日本の業界最大手企業で、韓流コンテンツの流通経験が豊富なポニーキャニオンと契約することで、極めて大きな相乗効果を生み出すだろう。『風の国』は新たな韓流ブームを巻き起こすと信じる」と期待を寄せている。

 ソン・イルグクが時代劇に戻ってくる『風の国』は、キム・ジンの人気同名漫画のドラマ化。ソン・イルグクは高句麗の始祖・朱蒙(チュモン)の孫で、瑠璃王の息子「大武神王・無恤(ムヒュル)」を演じる。今月4日にスペシャル版、10日に本編がスタートする。

イ・スヒョン記者
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