ワールドスターのRain(本名:チョン・ジフン)と前所属事務所JYPエンターテインメントは、昨年中止されたハワイ公演をめぐり、今年11月に米国の法廷に立つことになった。
当時Rainのハワイ公演を主催したクリック・エンターテインメントがRainとJYPを相手取り4000万ドル(約43億5000万円)の損害賠償請求訴訟を起こし、その裁判が11月4日にハワイ地方裁判所で開かれるためだ。
これについて、JYPでは29日、「当時Rainのワールドツアーはスターエムが主催し、ハワイ公演はスターエムが下請けに出したレボルーション・エンターテインメントとクリック・エンターテインメントの間で契約が成立した。当社とRainは契約関係がないため、あまり心配していない」とコメントした。
RainとJYPは裁判の延期を申請するとのことだ。これについてJYP側は「11月ごろはスケジュールが多忙。だから延期を申請しようと考えている」とする一方、「(延期が)だめなら、手続きに従い今回の件を処理する方針」と述べている。
昨年、Rainはワールドツアーの一環としてハワイをはじめアトランタ・ニューヨーク・サンフランシスコ・ロサンゼルスを回る全米ツアーを行う予定だったが、全面中止となっていた。