「親指姫」ユン・ソナさんの出産に日本の視聴者が感動


 「親指姫」というニックネームで知られるユン・ソナさんの「妊娠挑戦記」をまとめたMBCのヒューマン・ドキュメンタリー『愛』の「親指姫、お母さんになりたい」編が日本の視聴者を感動させた。

 このドキュメンタリーを演出したユ・ヘジン・プロデューサーは26日、「親指姫、お母さんになりたい」が7月7日に日本テレビで放送され、13.4%の視聴率を記録したと語った。

 「親指姫、お母さんになりたい」は骨がもろくなり、骨折しやすくなる遺伝性の疾患「骨形成不全症」を患っているユン・ソナさんが母親になるまでの過程をまとめたドキュメンタリーで、北野武が司会を務める番組で約20分に編集され放送された。この番組が平日の夜に放送されるという点を勘案すれば、13.4%という視聴率は決して低いものではない。

 韓国では昨年、ヒューマンドキュメンタリー『愛』で放送されたが、ユンさんが試験管ベビーの着床に失敗した様子に視聴者は胸を痛めた。

 しかしユンさんはその後着床に成功し、帝王切開で無事出産した。この過程は「親指姫、お母さんになりたい」パート2として5月に放送されている。

 ユ・ヘジン・プロデューサーは「日本での反響が高かったため、パート2も輸出することになった。9月に同じ番組で放送される予定」と語った。

 一方、日本テレビ側はパート2の放送に合わせ、ユン・ソナさんをスタジオに招くことも計画したが、放送出演に必要なビザなどの準備が間に合わず、出演は実現しなかった。

キム・ウング記者
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