イ・ドンゴン、東京で初コンサートにファンうっとり

　俳優で歌手のイ・ドンゴンが22日午後7時、「LEE DONG GUN 2008DEBUT CONCERT IN JAPAN」を東京国際フォーラムホールAで開催した。イ・ドンゴンは歌手として単独公演を行うのは初めてだ。

　今年３月、シングル「ツキアカリ」を、６月にはアルバム「my biography」をリリースし、本格的に歌手活動を再開したイ・ドンゴン。「ツキアカリ」や「BIOGRAPHY」などアルバム収録曲を全曲披露し。曲紹介などMCは英語・日本語・韓国語を織り交ぜ、ファンに語りかけた。

　バラードなどじっくり聞かせる曲が多かったが、アンコールで『B型の彼氏』で歌った「AND I LOVE YOU SO」を歌うと、ファンのボルテージは最高潮に達した。

　そして最後のダブルアンコールで、98年のデビュー曲「僕の願いがあの空に届きますように」を披露すると、ファンは再び静かに聞き入ったが、歌い終わるとその余韻の中、大きな拍手と歓声を送り、それはいつまでも鳴り止まなかった。

　イ・ドンゴンはMBCドラマ『ラブ・トレジャー～夜になればわかること～』（原題：『夜になれば』）の撮影を14日に終えた翌日、今回のコンサートのため訪日。この日に備えてきた。デビュー公演を無事終え、満足感と安堵感に浸っていることだろう。

　イ・ドンゴンのコンサートは23日午後2時から追加公演も行われた。

東京＝野崎友子通信員