歌手キム・ジョングクが、初の日本でのファンミーティング開催のために訪日。24日午後、東京・昭和女子大学人見記念講堂で会見を行った。
初の単独ファンミーティングに臨むにあたって「とてもいい気持ちだ。日本にずっと来たかったが、兵役で来ることができなかった。しかし、自分をその間も愛していてくれるファンの方々がいるということで、今回来ることができてうれしい」との所感を述べた。
そして、除隊後初のイベントとして日本でのイベントを選んだ理由について「兵役に就いているころ、日本のファンの皆さんが大勢来て、応援してくださった。ニューアルバムが出たら、日本に簡単に来られなくなるので、その前に日本に来たいと、決めた」とした。
自分がファンに支持される理由をどう思うか、との問いには「Turbo時代から好いてくれている人も多いようだ。声が個性が強いので、声が好きでファンになってくれたのかと思う。ソロ活動を始めても内気な自分にコンプレックスがあったが、それでも好きでいてくれて感謝している」と受身のコメントをしながらも、「ファンがどんな音楽を好いてくれるのかをいつも研究してきた。これからも、トレンドなども取り入れ、皆さんが好む音楽を提供していきたい」と能動的な取り組みも明言した。
また、「モムチャン」としても有名なキム・ジョングクだが、「服が合わなくて苦労する。かっこいい服を見つけても、胸に合わせると腕がぱんぱんで合わず、腕に合わせると身ごろが大きすぎる」とのこと。「(兵役中は)6時に仕事が終わるとすぐにジムに行って、それが終わったら家に帰って寝た。芸能活動はできないので、仕事、ジム、寝るの繰り返しで、結局ワンサイズ大きな体になってしまった。そのため、今真剣にダイエットしている」そうだ。
キム・ジョングクは、韓国で5集アルバムを9月末にリリースする。それに合わせ、バラエティー番組や音楽番組でプロモーション活動に精を出すという。
日本での本格活動の計画は今のところなく、今回のイベントは日本のファンに感謝の気持ちを伝えたい、あいさつしたい、という気持ちだけで決めたもの、としながらも、「ファンミは最善を尽くして、よい姿を見せたい。待っていてくれた日本のファンに会えると思うと緊張もあるがうれしさでいっぱい。また機会があれば、日本に来たい」と日本のファンにうれしいメッセージを残してくれた。
東京=野崎友子通信員