チェ・ミンス、デ・ニーロとの共演を断念

 俳優チェ・ミンスはハリウッド映画の出演を断念した。

 チェ・ミンスは22日、スポーツ朝鮮とのインタビューで「今はすべて(の荷)を下ろさなければならないとき」として、ハリウッド映画『Street of Dreams』への出演を断る意向を示した。

 『Street of Dreams』は韓米日合作映画で、制作費400億ウォン(約41億4000万円)という作品。チェ・ミンスは1960年代のニューヨークに実在した初の東洋系マフィア、モンタナ・ジョー役を演じるという話が出ており、ハリウッドスターのロバート・デ・ニーロとの共演ということで話題になった。

 ところが、今年4月に70代の男性に暴力を振るったとされる事件以来、山ごもり生活を続けていたチェ・ミンスは、長い間悩んだ末、つらい決断を下したとのことだ。

 これについて、ある関係者は「裁判所では暴行・脅迫容疑とも“嫌疑なし”として不起訴処分になった。最近、ネットでも同情論が出ている」としながらも「まだ世間に出たくないという気持ちのようだ」と話している。

チョン・サンヒ記者
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