ソル・ギョングとハ・ジウォンが主演する、海を舞台にした大作パニック映画『海雲台』がクランクインした。
『海雲台』を制作する「頭師父フィルム」は20日、「18日に釜山の海雲台船着場で映画の撮影が始まった」と明らかにした。
『海雲台』は巨大な津波が海雲台を襲うというパニック映画。『セックス・イズ・ゼロ』や『一番街の奇跡』を手がけたユン・ジェギュン監督がメガホンを取り、制作費150億ウォン(約15億7000万円)が投じられることで注目を浴びている。
ソル・ギョングは海雲台船着場の商店会長チェ・マンシク役、ハ・ジウォンは船着場で無許可の刺し身店を切り盛りするカン・ヨンヒ役を演じる。海洋研究所所属の地質学者キム・フィ役はパク・ジュンフン、その元妻で国際イベントを担当するキャリアウーマンのイ・ユジン役はオム・ジョンファが演じる。
この日の初撮影は、巨大な津波が押し寄せることを知らないマンシク(ソル・ギョング)が、ヨンヒ(ハ・ジウォン)の刺し身店で平和なひとときを過ごすというシーン。
『海雲台』のスタッフと出演者は海雲台で撮影を終えた後、ハイライトとなる津波の特撮のため11月に渡米、12月末にクランクアップする。公開は2009年夏の予定。