オートバイ事故で死亡した俳優イ・オンさんの両親は21日、国立科学捜査研究所にオートバイの分析を依頼する考えを示した。
所属事務所の関係者はチョソン・ドット・コムの電話取材に対し、「故人の両親は突然の息子の死に苦しんでいる。両親はもしかしてという心情で事故当時故人が乗っていたオートバイの分析を科捜研に依頼することを望んでいる」と述べた。
同関係者は「警察の調べで事故は本人の過失だったと明らかになっているが、(両親が)確認の意味で分析を望んでいるため、事務所としても検討中だ」とした。
イ・オンさんは故郷の釜山を離れ、ソウルで着実な一人暮らしをしてきたが、両親の信頼は厚かった。両親は息子の突然の事故死を信じられずに苦しんでいる。
イ・オンさんは一人息子で焼香所を守る喪主がいないため、所属事務所の先輩に当たるモデルのチェ・ジホさんと事務所職員らが弔問客に対応している。
イ・オンさんは21日未明、ソウル市竜山区漢南洞の高架道路前でガードレールに激突、近くの順天郷大学病院に搬送されたが死亡が確認され、同病院内の斎場に焼香所が設けられた。 出棺は23日の予定。