俳優のチョン・ジェヨンが、映画『神機箭』でのハン・ウンジョンとのキスシーンについて感想を語った。
チョン・ジェヨンは18日午後2時、ソウル市竜山区のCGVで行われた『神機箭』のメディア向け試写会の後、記者会見を行い「ハン・ウンジョンさんとのキスシーンの撮影を終えてから、かなりたったが、まだ(その感触が)残っている」と話した。
続いて「キスシーンの撮影のときは、見た目は何でもないかのように装っていたが、心の中ではものすごく緊張していた。女優に対する俳優としての礼儀を守ろうと思い、たばこも吸わず、コーヒーも飲まずに準備したが、1日我慢したら疲れてしまい、たばことコーヒーを口にしたところ、監督がすぐに撮影を始めた。それまでの苦労がすべて台無しになった」と笑いを誘った。
また「唇に触れる前はドキドキしていたが、いざ触れてみると何ともなかった。その後も、監督がわたしのことをおもんばかってか、何度も(キスシーンの)撮影をしてくださったが、何だか毎日(キス)しているようで新鮮さがなかった。何でもそうだが、する前が一番ドキドキするんだと思う」とし、会場中を笑わせた。
『神機箭』は、朝鮮王朝第4代国王・世宗の代に発明された多段式ロケット弾「神機箭」の開発をめぐる物語で、朝鮮と明の息詰まる対決や、関係する人物の生きざまを描いている。制作費は計100億ウォン(約10億6000万円)に上り、企画段階から完成までに5年8カ月の歳月を要した。公開は来月3日の予定。