ソン・イルグクが女性記者に暴力を振るったとされる事件に関連し、現在、誣告罪(日本の虚偽告訴罪)で訴えられ、公判中のキム・スンヒ記者はソウル中央地検第1次長のチェ・ギョイル検事を「虚偽事実の流布による名誉棄損の疑い」で検察に告訴する意向を示した。
このため、3月にソン・イルグクが無罪判決を受け、まもなくキム・スンヒ記者の誣告罪に関する判決が出るという状況で、「ソン・イルグク暴行疑惑」は新たな局面を迎えることとなった。
キム・スンヒ記者は14日、ソウル中央地裁刑事第7単独(パク・ジェヨン判事)の公判に先立ち、「検察は3月17日、“キム・スンヒ記者の医療記録を分析したところ、ソン・イルグク氏のせいで負傷したという歯を、暴行事件が起きる前の1月17日に病院で治療していた事実が明らかになった”と発表したが、これは事実ではない」として、今回の告訴について説明した。キム・スンヒ記者は来週中にチェ・ギョイル検事に対する告訴状を提出する意向を明らかにしている。
一方、この日行われた誣告罪の第6回公判では、暴行疑惑事件を最初に報道したスポーツソウル・ドットコムの記者、キム・スンヒ記者の診断書を作成した歯科医が証人として出頭した。