いつのまにか満30歳になったキム・ハヌルだが、女優として年を取ることを楽しんでいるようだ。
現役高校生モデルとしてデビュー。1998年に映画『バイ・ジュン~さらば愛しき人~』で本格的な女優活動を始めて以来、いつのまにか女優歴12年目に入ったキム・ハヌルは「年と取っていくのは女優にとって幸せなこと」と語った。
キム・ハヌルはこのほど、ケーブルテレビチャンネル「On Style」と「ETN」が共同製作した『キム・ハヌルのTravel Diary in Italy』撮影のためイタリアを訪れた。イタリアではこれまでの女優生活を振り返り、率直な気持ちを告白した。
キム・ハヌルは「年月が流れるほど、より多くの経験ができて、もっと深く真心がこもった演技ができると思います。だから女優として年を取るということは全く怖くありません」と自然体で語った。
また、「最近は30代以上になっても魅力的な演技で大活躍されている先輩方が大勢いらっしゃいます。今は視聴者や観客の皆さんも女優の年齢をあまり気にしていません。そうした先輩方の成熟した演技を見るたび、“わたしもあんなふうに演じたい”という気持ちがふくらみます」とも。
そして、「以前に比べ、最近は仕事をしていても“仕事ではなく遊びだ”と考えて、楽しむ方法を身につけました。これも“女優キム・ハヌル”が年を取ったおかげで得られたことの一つ」と笑った。
だが、こんなキム・ハヌルでも「女優ではなく、女性としてのキム・ハヌルは、年月が流れるのはとても怖くて、毎年、年を取っていくのはすごくイヤです」と本音をのぞかせた。