金鍾学プロ「『太王』ギャラ未払い分は9月中に解決」


 『太王四神記』を製作した金鍾学(キム・ジョンハク)プロダクションは、このほど明らかになった出演料未払い問題について見解を示した。

 金鍾学プロダクション関係者は「『太王四神記』は純粋な製作費だけで405億ウォン(約43億7000万円)、済州島のオープンセット経費300億ウォン(約32億3000万円)、その他の進行費やマーケティング費100億ウォン(約11億円)など、合計約800億ウォン(約86億3000万円)投じられたため、当社の資金流動性が不安定になった。9月になれば投資金が回収される見込みだ。そして有償増資も行われれば資金事情はよくなるだろう」と話している。

 さらに「金鍾学プロダクションが俳優・スタッフの出演料を支払えないかのような報道があったが、これは事実でない。出演料全額はまだだが、現在85%程度は支払っている状況」と強調した。

 この関係者の説明によると、同プロダクションはこの数年間で『太王四神記』に多額の資金を投入したが、日本での収益は四半期ごとに精算されるので、出演料を一括で支払うことはできなかったという。

 金鍾学プロダクションは9月以降、日本で販売されたDVDの収益が精算されれば、これまで支払えなかった出演料の未払い分を支払うとのことだ。同プロダクションでは日本でのDVD売上高を20億ウォン(約2億1500万円)から40億ウォン(約4億3000万円)と見込んでいる。

キム・ヨンウン記者
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