『追撃者』、独ファンタジー・フィルム・フェス閉幕作に

　映画『追撃者』（ナ・ホンジン監督）がドイツ・ファンタジー・フィルムフェストの閉幕作に決まった。

　ファンタジー・フィルムフェストの関係者は4日、上映作の最終リストで閉幕作が『追撃者』であることを発表した。

　関係者は「閉幕作の『追撃者』はカンヌ国際映画祭にも招待された作品。今回のフィルムフェストの閉幕を飾る作品として、来年への期待をさらにふくらませてくれるだろう」と紹介した。

　ファンタジー・フィルムフェストは1987年にドイツのハンブルグで始まった、ファンタジー映画ファンのための映画祭で、今や世界的にもよく知られている。

　毎年ベルリン・ハンブルグ・フランクフルト・ミュンヘンなどドイツの8都市で1週間に2都市ずつをめぐって開かれる。今年は8月12日から9月10日までの開催だ。

　『追撃者』はファンタジー・フィルムフェストのほかにもカンヌ国際映画祭やシッチェス国際映画祭など海外有数の映画祭に相次ぎ招待され、世界の映画界の注目を浴びている。