アン・ジェモ、東京ファンミでイ・セチャンが応援


 俳優アン・ジェモが3日、東京・品川プリンスホテル・プリンスホールにてファンミーティングを開催した。日本公式ファンクラブ発足記念として行われたもの。

 「緊張しているが、気分がいい。大勢の女性を前にして、熱くなってきました」と満面の笑顔見せ、これまでの作品の思い出などトークや歌を披露。フレンドリーにファンとの触れ合いを楽しんだ。


 トークでは「貧しく食べられない時代があって、撮影後もタクシー代がなくて歩いて帰ったりした。それが『野人時代』で有名になったのだが、けんかの強い男の役のイメージが強くなり、外を歩くことができなくなった。また、メディアは毎週アン・ジェモの記事を載せなければならない、という状況だった」との苦労のエピソードなども明かした。

 自身の気に入っているドラマは『男の香り』、自身に近い役柄は『男の香り』と『かわいい彼女』と語り、好きな共演者のキャラクターに『彼女は最高』のカン・ソンヨンを挙げた。「休日は一人で過ごすことが多い。一人でドライブなどに行く」などプライベートにも触れた。


 歌の前には「自分はライブが苦手でマイクを持つ手が震える」としながらも見事な歌唱力でファンを魅了。「好きな人に全部を捧げるよ」という気持ちをファンに捧げたいと「タジュルゴヤ」や「I Love You」を歌いきると、余裕ができたのか「機会に恵まれれば、歌手もやってみたい」と口も軽くなった。

 また、スペシャルゲストとして、アン・ジェモが所属している芸能人レーシングチームR-STARSの監督でもある俳優のイ・セチャンが参加し、イベントを盛り上げた。「技術はもちろんだが、だまって言うことを聞いてくれるいいドライバー。俳優としても素晴らしい」と褒めたたえた。


 そのほか客席には、親交のある歌手Zeroやデヴィ夫人も駆け付けて、アン・ジェモの舞台を暖かく見守っていた。

 日本に来る前日の夜中まで、8部作のドラマ『伝説の故郷』(KBS第2)の撮影を行っていたという。アン・ジェモの出演する『伝説の故郷』は今月14日の放映予定だ。そして、秋には韓中合作ドラマへの出演が決まっているという。

 ファンミを盛況で終えたアン・ジェモは、4日には、日韓交流チャリティーイベントとして、恵まれない日韓の子どもたちとディズニーランドで楽しい時間を過ごす。



東京=野崎友子通信員

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