コ・ヒョンジョン、『大物』騒動乗り越え映画出演へ


 女優コ・ヒョンジョンは、クォン・サンウとの共演が決まっていたドラマ『大物』の制作白紙化という痛みを乗り越え、ホン・サンス監督の映画で2年ぶりにスクリーンに戻ることになった。

 コ・ヒョンジョンはこのほど、ホン・サンス監督の次回作『よく知りもしないのに』(仮題)への出演を決めた。2006年にホン・サンス監督の映画『浜辺の女』でスクリーンデビューを果たしたコ・ヒョンジョン。今回の作品は2本目のホン・サンス作品出演だ。

 『よく知りもしないのに』は、主人公の映画監督が旅に出て、さまざまな経験をするというストーリー。『浜辺の女』で映画監督と一夜を過ごす女性を演じたコ・ヒョンジョンは、この作品でさらなる変身を遂げるものと思われる。

 コ・ヒョンジョンは『大物』の制作が白紙になる前からホン・サンス監督の次回作に興味を示してきたという。

 コ・ヒョンジョン、キム・テウ、オム・ジウォン、ユ・ジュンサンら出演者は、23日の撮影祈願祭に出席し、撮影中の無事故を祈った。コ・ヒョンジョンをはじめ、『女は男の未来だ』『浜辺の女』でホン・サンス監督作品に出演したキム・テウや、『劇場前』に出演したオム・ジウォンら、この映画の出演者のほとんどは出演料を受け取らないことにしているという。

 ホン・サンス監督の9作目『よく知りもしないのに』は8月にクランクインし、今年後半の公開を目指す。

チョン・ヒョンファ記者
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