Rain、1年ぶりに韓国でファンミ


 約1年間、韓国での活動から離れていたRain(ピ)が韓国でファンミーティングを開催、国内外のファン約3000人と対面した。

 Rainは27日午後3時、ソウルオリンピック公園オリンピックホール(ソウル市松坡区)で「2008 Rainファンミーティング“Summer Vacation with Rain”」を開いた。

 Rainは映像が映し出される白いスクリーンの向こう側から静かに登場。だが、この瞬間を見逃したファンは誰一人としていなかった。オリンピックホールを埋め尽くしたファンは総立ちになり、久しぶりに対面したRainの名を呼び続けた。

 そして、ヒット曲「太陽を避ける方法」を歌いながら、ファンの前に堂々と姿を見せた。


 今回のファンミーティングは、「僕が小さいころからすべてについてアドバイスしてくださった方」とRainが紹介したキム・ジェドンの司会で進められた。

 キム・ジェドンはRainと同じような衣装で登場、笑いを誘った後、「ジフン(Rainの本名:チョン・ジフン)君はとても余裕が出てきました。その場のムードをさらう姿に“よくぞここまで大きくなった”と思います」とその成長ぶりに感激している様子だった。

 Rainは、これまでの活動を振り返ったり、久しぶりに会ったファンにいろいろと正直に告白したりした。

 まず「歌謡番組のランキングで初めて1位になったときのことを思い出します。その翌年には歌謡大賞をいただきました。それから、海外のいろいろな賞もいただき、ツアーを開始、そのおかげで大勢のファンに会えたことや、映画を撮影したことが思い出深いです」と、これまでの活動を振り返った。


 また、「クラブに何回も行くとインスピレーションが得られます。クラブで踊ると、最高の振り付けが思い浮かびます。デビュー前にはバスの中でもよく練習しました。5thアルバムの振り付けの練習はクラブでしています」と冗談を言うと、ファンは一斉に「ダメ~!」と絶叫。

 さらに、今回の韓国でのファンミーティングをきっかけに国内やアジアでの活動を本格化するつもりだと語った。

 ジェイトゥーン・エンターテインメント設立後、自らプロデュースにも加わり、現在はアルバム全般の陣頭指揮を執っているという。そして、今秋には新アルバムリリースを目指している。

 Rainは、「このニューアルバムで本当のRainのカラーをお見せしたいです」と語った。さらに、日本や中国などアジア各国の言語でもアルバムをリリースし、アジアで積極的な活動を展開するとのことだ。

チェ・ムンジョン記者
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