FTTS東京コンサート大盛況、ブライアン負傷も


 人気デュオFLY TO THE SKYが東京国際展示場東6ホールで単独コンサート「FLY TO THE SKY JAPAN CONCERT TOUR 2008~夏の空を飛ぶ」を開催した。4500人のファンが青いペンライトを振りながら声援を送り、猛暑の夏をさらに熱くした。

 「SEA OF LOVE」で幕を開けたコンサートでは、ブライアンとファニがパワフルな歌声にシャープなダンスを披露。「酔中真話」「Missing you」「胸が痛くても」「幸せを与える人」などアンコールを含めて全22曲を歌い上げた。


 今回は、今年2月のコンサートに続く、FLY TO THE SKY 2度目の東京での単独公演。半年も間を空けずに行うコンサートにもかかわらず、前回の倍の観客を集め、その人気を感じさせた。

 なお、ステージ終盤、ブライアンが右足を痛めるというハプニングに見舞われた。それまで激しいダンスで広い舞台を動き回っていたが、その動きが突然にぶった。その後、曲の合間のMCで負傷したことを告白。


 「何度かやっていて、くせになっている。でもたいしたことないので心配しないで」と明るく振舞ったが、最後の数曲は普通に歩くのも苦痛のようだった。それでも足を引きずりながら、左足のみで飛び跳ねたり、右に左に動き回り、全力でステージを務めファンの大声援に応えていた。

 急なハプニングで、ブライアンをすかさずサポートするファニの姿も印象的だった。ファニがブライアンに肩を貸すのはもちろん、背負うという一場面も。ブライアンが座って歌うとさりげなく動きを合わせるなど、ベテランと言ってもいいふたりの「息の合った」ところをハーモニー以外でも見せてくれた。



東京=野崎友子通信員

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