話題の映画『良い奴、悪い奴、変な奴』は再編集を経て17日の公開を迎えた。
『良い奴、悪い奴、変な奴』のキム・ジウン監督は「(試写会の時は)懸命に撮影したシーンをカットするのが惜しくて、いろいろお見せしようとしていたところがあったが、メディア試写会や一般試写会の反応をモニタリングしたところ、“もう少し短くすればもっと面白くなりそう”という意見が多かったので、再編集した。映画が最後に行き着くところは観客なので、観客の皆さんの意見を重視した」と語った。
『良い奴、悪い奴、変な奴』には試写会後、「アクションと映像美は素晴らしいが、映画終盤のストーリーが多少だれる」という声が出ていた。
キム・ジウン監督が再編集で削除したシーンは、映画のクライマックスである大平原のアクションシーンと結末の間にあった部分で、カットしてもストーリー展開にほとんど支障はないという。
キム・ジウン監督は「大平原のシーン以降、蛇足気味の部分があった。実際には約2分間のカットだが、ストーリー展開上は2分以上削ったような感じがするだろう。効果的にうまくカットできたと思う」と満足そうだった。
『良い奴、悪い奴、変な奴』ではプリント640本、デジタル上映50本などを用意、約800館に及ぶ大規模な公開が予想される。