『G.I.Joe』でハリウッドに進出した俳優イ・ビョンホンだが、さらにもう1本、ハリウッド映画に出演することが分かり、米映画市場への進出を本格化させている。
イ・ビョンホンに近い関係者は14日、「イ・ビョンホンはもう1本、米映画に出演することを決め、現在調整しているところだ。近く結果を公表できるだろう」と語った。『G.I.Joe』ではニンジャ役でアクションを披露するイ・ビョンホンだが、新作では演技で本領を発揮する。
イ・ビョンホンは『G.I.Joe』のパート2・パート3にも出演する予定なので、今後はハリウッドで最も活躍する韓国人俳優になるだろう。『スピード・レーサー』『ニンジャ・アサシン』に出演しハリウッドで活躍中のRainと共に、しばらく米映画で韓国人俳優を見る機会が増えるものと思われる。
イ・ビョンホンは17日に公開されるキム・ジウン監督の新作『良い奴、悪い奴、変な奴』で今年5月、カンヌ国際映画祭に参加したが、同じく出演作の『I come with the rain』(トラン・アン・ユン監督)で再び、国際映画祭に姿を見せる可能性が高い。
『I come with the rain』は、ベネチア国際映画祭の金獅子賞に輝いたトラン・アン・ユン監督の作品だけに、今年も同映画祭に出品される予定。このため、イ・ビョンホンの世界的な名声はさらに高まるだろう。
また、イ・ビョンホンは南北をまたにかけるスパイの世界を描いたドラマ『アイリス』の出演も決まっており、ほかのキャストがすべて決まり次第、撮影に入る予定だ。