キム・ジャンフン「独島広告」にネット募金320万円


 歌手キム・ジャンフンがポケットマネーで米ニューヨーク・タイムズ紙に「独島(日本名:竹島)は韓国領土」という意見広告を掲載し話題を呼んだが、これに感動したネットユーザーらが「広告費支援募金」を呼びかけたところ、たった1日で3000万ウォン(約300万円)以上の募金が集まった。

 この支援募金は、「独島広告」のニュースを知ったネットユーザーがポータルサイト「ダウム」の討論掲示板「アゴラ」を利用し、10日午後5時30分に提案したもの。

 目標額は3000万ウォンだったが、たった1日で3000万2447ウォン(約320万円)が集まった。この募金は民間広告プロジェクトを手がけ、今回の広告でキム・ジャンフンに支援を求めたソ・ギョンドク氏に渡され、同紙に今秋掲載を予定している高句麗・渤海問題の広告費に使われる。

 キム・ジャンフンはポケットマネーで同紙9日付(現地時間)A15面に「DO YOU KNOW?(あなたは知っていますか)」という見出しの意見広告を掲載、独島と東海(日本名:日本海)について日本政府の正確な歴史認識を求めた。

 この広告は、キム・ジャンフンが「韓国広報伝道師」を自称するソ・ギョンドク氏、ウエブデザイナー、そしてニューヨーク・パリ・上海などに滞在している留学生の助けで半年前から準備されてきたとのことだ。

キム・ジヨン記者
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