人気タレントのパク・チョルとオク・ソリ夫妻の離婚裁判が9日、議政府地方裁判所高陽支院家事合議部の審理により行われた。二人とも濃いサングラスをかけて出廷、「婚姻破たんの原因は相手が作った」として、娘の養育権と慰謝料を主張した。特に、オク・ソリは養育権をパク・チョルに渡すよう勧めた裁判所の調停案を拒否した。
パク・チョルは「婚姻破たんの原因はオク・ソリの浮気にある」とし、慰謝料3億ウォン(約3000万円)と娘の養育権、毎月200万ウォン(約20万円)の養育費を請求、オク・ソリの姦通罪捜査記録などを証拠として提出した。一方、オク・ソリは「普段から夫婦関係や財産管理をおろそかにしてきたパク・チョルに婚姻破たんの原因がある」とし、慰謝料1億ウォン(約1000万円)と養育権を主張する反訴を申し立て、パク・チョルのクレジットカード明細書などを証拠として提出した。
また、パク・チョルは財産分割請求でオク・ソリ名義の資産目録や京畿道高陽市一山にある2階建て住宅所有権の5分の3を要求、オク・ソリは「住宅などは結婚前に自分が購入したもの」と反発した。次回の裁判は23日午後4時に開廷する。
パク・チョルは2006年10月、オク・ソリを姦通罪で告訴し、離婚・財産分割請求訴訟を起こしていた。