2008年上半期に放送され大反響を呼んだドラマ『オンエアー』(SBS)の外注制作会社Kドリームが、スタッフの賃金未払い問題で物議を醸している。
これは6日、同ドラマのあるスタッフがインターネットサイト「DCインサイド」に「『オンエアー』のスタッフです。どうか助けてください」という題名の書き込みをしたことにより世間の知るところとなった。
自身を『オンエアー』のスタッフだと紹介したこのネットユーザーは「Kドリームから受け取るはずの賃金が3カ月間未払いのまま。ドラマは大ヒットしたのに、ほとんどのスタッフが『オンエアー』というドラマを“嫌な思い出”として記憶するほかない」と伝えた。
これに対しKドリーム側の関係者は7日、スターニュースとの電話インタビューで、「『オンエアー』のスタッフの賃金がまだ支払われていないのは事実。スタッフのこの書き込みは今朝確認したので、まだ対処の仕方など、公式的な見解を表明する段階ではない」と慎重な態度を示した。
このほかにも、ドラマ『太王四神記』や『銭の戦争』の制作会社も、俳優たちに出演料を支払っていないとして問題が起こっている。