俳優キム・ミンジュンが5日、東京・日比谷公会堂でファンミーティングを開催、1000人のファンとの触れ合いを楽しんだ。
ファンミーティングは昨年以来だが、訪日は「1カ月半ぶりです」とし、その際は「写真を撮るのと、休暇で滞在しました。東京中を回りました。ほとんど自転車で走っていましたね」と明かした。
自転車好きで知られるが「自転車が大好き。8台ぐらい持っています。スピード用、携帯用、山用…ピスタもあるし、ママチャリもあります」と話し、ドラマ『プラハの恋人』では自分の自転車を使ったという。
「東京は肯定もなく走りやすいです。公園、隅田川、六本木から渋谷から恵比寿行くあたりの道がよかった。韓国では漢江のサイクリングロードがいいです。韓国では、実用より“レポーツ”として乗ることが多いですね」とマニアックな一面を披露した。
また、「役作りは最大限キャラクターに近づくこと。新しい人生をドラマの中で生き、キム・ミンジュンをいかに捨てるかです」と役への取り組み方について語り、映画『愛』で悪役を演じたことについては「悪役は好きです。これまで、作品を選ぶときに似ている役を避けてきました。そして悪役をやりたいと思っていたところ、普段から尊敬しているクァク・キョンテク監督の仕事があったので飛び込んでみました」とした。
次回作のドラマ『いかさま師』については「映画とは原作が同じなので伝えたいメッセージは同じだと思いますが、自分の役は新しいキャラクター。撮影はこれからで、日本に来る前にカメラテストをしてきたところです。20話の予定」と明かした。
すでに決まっている次々回作『友へ チング』については「「『いかさま師』のあと1カ月ぐらいは必要だと思うので、そのあと『友へ チング』で釜山に行きます。実は、『いかさま師』も前半は釜山での撮影となる予定です」。
「ファンとの触れ合い」を望んでいたキム・ミンジュンは、私物のプレゼントや、全員と握手をして、その思いを達成し、充実感を覚えたようだ。
最後には「皆さんと楽しい時間を過ごせてよかったです。韓国でのドラマをがんばれ、と声援をお願いします。今回3回目(のファンミ)で顔なじみの人もいらっしゃいましたが、皆さん、10回目のファンミにも来てください」とファンに呼びかけると大きな拍手が沸き起こった。
野崎友子