歌手ソン・シギョンは病気のファンのため、病院で入隊前最後のコンサートを開いた。
1日に現役兵として入隊したソン・シギョンだが、入隊前に病院でコンサートを開いていたことが分かった。
ソウル市西大門区新村にある病院にファンがいると聞いたソン・シギョンは、バラエティー番組『日曜日が好き』(SBS)のコーナー「チェンジ」の企画で病室を訪れた。
ソン・シギョンは病院の大学生ボランティアに扮(ふん)し、車いすを押して一緒に散歩に行ったり、語り合ったりして、病気のファンと楽しいひとときを過ごしたそうだ。
先天性疾患で子供の時から入院し、一度もソン・シギョンのコンサートに行ったことがなく、「コンサートに行くのが夢」というこのファン。そこで、ソン・シギョンは病院のロビーでたった一人のためにサプライズのコンサートを開いた。
直前まで「大学生ボランティア」が実はソン・シギョンだと気づかなかったファンは、突然のコンサートに驚き、感動の涙を流した。
すると、ソン・シギョンも目が真っ赤になり、歌を歌えなくなってしまう一幕もあったという。
この収録分は6日に放送される予定だ。