11年間変わらぬ「ほほ笑みの青年」キム・レウォン


 SBS系ドラマ『食客』で、待令熟手(朝鮮王朝時代の宮廷料理人)の子孫に当たる天才的な料理人イ・ソンチャンの役を演じているキム・レウォンは、豪快で明るい笑みを武器に、視聴者たちの目をくぎ付けにしている。普段から料理を趣味としているキム・レウォンは、「ソンチャンを演じることで、美味しいものばかり口にしている、と思われているのではないかと心配だ」とおどけた。

 視聴者たちは、キム・レウォンが演じるソンチャンの「明るくて自然な演技が、見ていて気持ちがいい」と肯定的な反応を示している。『食客』は現在、ライバルの『最強チル』(KBS第2) 、『夜になれば』(MBC)を大きく引き離し、月火ドラマの座を守っている。

 1997年、ドラマ『私』でデビューしたキム・レウォンは、『屋上部屋のネコ』(2003年、MBC)で、故チョン・ダビンとの息の合った演技でスターダムにのし上がった。これまでに『ラブストーリー・イン・ハーバード』(04年、SBS)、『君はどの星から来たの』(06年、MBC)などのドラマや、映画『アメノナカノ青空』(03年)、『マイ・リトル・ブライド』(04年)、『Mr.ソクラテス』(05年)、『ひまわり』(06年)に出演してきた。

キム・ユンヒ記者
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