イ・ヨンエ、『大物』に続き『善徳女王』出演も固辞


 イ・ヨンエはドラマ『大物』(SBS)の出演オファーを断り話題になったが、今度は『善徳女王』(MBC)=仮題=の出演も固辞していたことが分かった。

 2009年5月スタート予定の大作時代劇『善徳女王』(全60話)はドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』のキム・ヨンヒョンと、映画『JSA』のパク・サンヨンが共同で脚本を書くということで早くから注目を浴びている作品。両脚本家とも上記の代表作にイ・ヨンエが出演したこともあり、ヒロインの善徳女王役にイ・ヨンエを強く推薦していたという。

 イ・ジュファンMBCドラマ局長は「多数の俳優の名が挙がり、協議してきたが、まだ何も決まっていない。ストーリーの方向性をどのように設定するかにより、俳優も変わってくると思う。ただ、20代から老年期までの善徳女王を一人の女優が演じなければならないため、イ・ヨンエが20代初めの善徳女王を表現できるか、疑問があるのも事実」と語った。

 これより先、イ・ヨンエは大韓民国初の女性大統領という役を断り、周囲を驚かせたことがある。パク・イングォンの同名人気漫画をドラマ化する『大物』で、韓国初の女性大統領ソ・ヘリム役の最有力候補と言われたが、「別の作品でファンの皆さんにお会いします」と丁重に断った。

 映画『親切なクムジャさん』(2005年)以来、3年に及ぶ長い空白期間を取っているイ・ヨンエ。この間、CM撮影を除き芸能活動を控え、めったに姿を見せていない。6月中旬には、ある建設会社のベトナム関連事業プロジェクトで道路の起工式にイメージキャラクターとして姿を見せたが、これがニュースになるほどだ。ほとんど出演作がないままオフが長引いているため、「CMの女王」という形容詞も徐々に聞かれなくなりつつある。

キム・ユニ記者
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